前衛 2008年6月号
日本の情勢、世界の流れと綱領が響きあっている
志位和夫
特集 温暖化防止へ日本の責任を問う
温室ガス総量削減目標の設定と新たな政策導入を
浅岡美恵
世界の流れに逆行する日本の財界の「自主行動計画」
堤 文俊 原発「切り札」論に固執する異常な日本の温暖化対策 鈴木 剛 EU諸国の温暖化対策―EU、英国にみる 岡崎衆史 IPCC第四次報告の提起と政治の役割 吉井英勝 地球温暖化にどう対処すべきか 池内 了 京都市にみる―温暖化対策に大きな影響与える市民運動 榊原義道 北海道 自然エネルギー拡充が課題 真下紀子 全国に広がる市民共同発電所 藤永のぶよ
「表現の自由のゆらぎ」の本質にある“危機” 植松健一 世界は労働者派遣をどう規制しているか 筒井晴彦 「国際競争力」の名による労働条件切り下げとたたかう 布施恵輔
新銀行東京への追加出資をめぐる論戦とたたかい 清水ひで子 東京都は五輪開催都市の要件に応えているか 広畑成志 暮らしの焦点 広がる東京・築地市場の移転反対の声 小竹ひろ子
新教基法による教育全体の再編になる社会教育法改悪 元木 洋 シリーズ 若い世代のなかでの活動の強化のために 学び、交流を深めた全国高校生集会の三日間 大平喜信
論点 ネパール議会選挙 毛派の勝利で民主化は曲折か 遠藤誠二 厚労省「保育指針」改定をどうみる 実方伸子
●文化の話題
[映画]記録映画『靖国』上映中止問題
[演劇]久保栄没後50年『日本の気象』
[美術]PHスタジオ「船をつくる話」 武居利史 ●メディア時評
[新聞]後期高齢者医療制度の論じ方
[テレビ]映画『靖国』とテレビ報道
●スポーツ最前線 「力士暴行死」再発させない角界に
武田祐一
●読書 不破哲三著『古典への招待(上)』 石川康宏 浜野忠夫著『時代を開く党づくり』 増子典男 ●本棚
『抵抗の群像 第一集』ほか
●グラビア 鰹一本釣り事情