前衛2025年6月号
建設労働者が誇りをもって働ける日本を
――「志位和夫議長になんでも聞いてみよう――建設労働者と語り合うつどい」での
志位和夫日本共産党議長の講演
座談会
都議団の「実績、値打ち、実力」を確信に躍進を勝ち取り、都民の暮らしを守る
出席者 和泉なおみ/白石たみお/田辺良彦
論点
研究者の大量雇い止めの実態を覆い隠す文科省「論点整理」
土井 誠
「新しい政治プロセス」 自公延命戦略の大破綻と情勢の流動化 正面対決する日本共産党
中祖寅一
被爆八〇年 「核抑止」論の克服を
──核兵器禁止条約第三回締約国会議を踏まえて
笠井 亮
米価急騰 市場任せのツケ
――担い手育成は急務 地域の力、結びつきを活かして
紙 智子
米軍事戦略下で高まる日本の集団的自衛権発動の危険
山内 聡
インフラ整備の在り方を考える
――民間主導で老朽化対策や耐震化対策が後景に
中山 徹
暮らしの焦点
債務整理をうたう大量広告事務所による消費者被害問題
釜井英法
対談
気候危機打開は若い世代、子どもの未来への政治の責任
吉田明子×吉良よし子
戦後八〇年――
七三一部隊の「人体実験」
――いま改めて問われる日本政府の戦争犯罪・加害責任
阿部活士
新潟明和騒動の歴史に学ぶ
パリ・コミューンの一〇三年前、日本に民衆の自治があった
柏木 新
■メディア時評
[新 聞]トランプ関税に世界とともにたたかう
千谷四郎
[テレビ]フジ第三者委員会報告書を読む
沢木啓三
■文化の話題
[美 術]「ヒルマ・アフ・クリント展」
武居利史
[写 真]久保村厚「リニアが通る村」
白鳥悳靖
[映 画]「シンペイ 歌こそすべて」
伴 毅
■読書
山口富男『〝自由な時間〟の探求と「資本論」』
牧野広義
■本棚
山田敬男著『初めてのマルクス、エンゲルス』など
■スポーツ最前線
サッカー女子日本代表の明るい変化
和泉民郎
■ジェンダー覚書─The personal is political
「生理の貧困」から「生理の尊厳」へ
藤田 文
■今月のグラビア
柱の記憶
森住 卓
はしゃぐ孫たちの声が聞こえてくるような背比べの記録が記された柱。家族の記憶として残された。(福島市内 2025年3月18日)