小泉政治5年と私たち

●中央社会保障推進協議会　相野谷安孝
　「暮らしの“激痛”と政権のアキレス腱」
　今年に入ってから八件の「母子心中事件」。
　「激痛」の理由を「聞きたい、学びたい」という声が広がっています。
　 いまの政権の大きな弱点は…。

●立命館大学教授　赤澤史朗
　「靖国参拝が加速した危険な流れ」
　“外圧に屈しない”と靖国参拝することで人気を集めた小泉首相。
　 しかし靖国には特異なイデオロギーが…。
　 これは戦後日本の基本方針にかかわる問題です。

●エッセイスト　朴慶南
　「アジアで生きる羅針盤がない政権」
　アメリカを見上げ、アジアは見下していることがはっきりしました。
　5年間、中国・韓国との首脳会談は一度も開かれていません。
　でも私は人々の良識を信じたい。

●暮らしと経済研究室主宰　山家悠紀夫
　「弱いものいじめの“景気回復”」
　「構造改革」路線は、企業はもうけさえすればいいという考えを広めました。
　「国際競争力が落ちる」と脅し、反対者を「抵抗勢力」と呼んで…。

●日本共産党参議院議員　小池晃
　「小泉内閣のもたらしたもの、
　 そして国民のたたかいと“流れの変化”」
　特異なキャラクターと強引な手法で進めた「構造改革」は、国民の暮らしと同時に、
　自民党自身の支持基盤も壊しました。
　わきおこる政治への怒りは、一時的なものではありません。

●応募手記
　わが家の負担増
　住民税がなんと16倍！／“高齢者は死ね”ということ？
　年金は減る一方なのに／母の年金と私たちの年金と　ほか。

【小学生の英語を考える】
母語の力を育ててこそ　　山田雄一郎
今必要なのは英語なの！?　　市川力
先行して始まった現場から　　東京・品川の小学校
「英語でしゃべらナイト」流　異文化コミュニケーション　　松本和也

希望と勇気わいた
2006年原水爆禁止世界大会　　土田弥生
9・11テロから5年
アメリカで広がる反戦運動　　山崎伸治

★かけっこ★跳び箱★さかあがり
「できた！」のコツ　　下山真二
器械運動でクラスづくり　　山内基広

糖尿病でも工夫しだいで“秋の味覚”を楽しめる
細田まり子
収穫のよろこびはじける“里山の秋”
氏原久美子

だれが災害を引き起こすのか？
災害スペクタクル映画　　山田和夫

【シリーズ海外事情】フランスの文化政策
国の役割は創造の環境を整えること
松本伸二

【新シリーズ】
スポーツ
注目集まるフィギュアスケートの新シーズン　　辛仁夏