前衛 2024年4月号
特 集
能登半島地震 被災者支援と復興の課題
能登で生きていく希望もてる政治を
――被災者の実態、要求に即した迅速な支援強化を
藤野保史
「助かった命を守る」――被災者によりそい、声を政治に届ける
――苦難解決へ日本共産党の役割発揮に全力
秋元邦宏
北陸電力志賀原発、東京電力柏崎刈羽原発は再稼働してはならない
――うきぼりになる危険性、廃炉こそ
立石雅昭
切迫する気候変動の危機 温室効果ガスの削減は待ったなし
――再生可能エネルギー100%への本格的転換が急務
和田 武
混乱が続くインボイスは廃止に
村髙芳樹
特 集
外国人の権利と入管・就労をめぐって
外国人労働者受け入れの経緯と課題
鈴木江理子
入管をめぐる諸問題と真の「改正」
児玉晃一
深刻化する難民・仮放免者の貧困
――外国人困窮者支援の現場から
稲葉 剛
ライドシェア解禁とタクシー不足問題
――いのちを守る規制と地域公共交通の構想こそ必要
髙城政利
検証 小池都政八年 財界ファーストがもたらしたもの
末延渥史
独立警察監視機関創設に向けて
──警察の不当な「捜査・職務執行」に対する民主的コントロール
茶畑保夫
■論点
イスラエルのガザ猛攻に国際司法裁がジェノサイド防止を命令
――停戦への弾みとなるか
坂口 明
■暮らしの焦点
重要性高まるインフラ老朽化対策―ニセコ町の実情もふまえて
高木直良
■メディア時評
[新聞]政治とカネ、検察捜査報道で終わるな
千谷四郎
[テレビ]テレビ山口労組のストライキ
沢木啓三
■ジェンダー覚書――The personal is political
広がるパートナーシップ制度がもたらすもの
武田恵子
■文化の話題
[美術]能登半島地震の被害とアート
朽木 一
[音楽]指揮者カーチュン・ウォンの視点
小村公次
[演劇]「パートタイマー・秋子」/「モンテンルパ」
寺田忠生
■スポーツ最前線
アジアの地殻変動と日本サッカーのこれから
和泉民郎
■ 今月のグラビア
厳冬ウクライナを振り返る
武馬怜子
オレホボ近郊に住むパジョーン・ダニレヴェルスキ4歳。父サッシャ、姉のミラナと犬のジュージャと暮らす。近隣の家は銃撃やミサイルの跡が残り、時折銃撃の音が遠く。ここは今もウクライナの反転攻勢の前線に立たされている。