2025年08月03日号

1945年8月6日に広島、9日に長崎の上空で炸裂した原爆は二つの都市を焼きつくしました。被爆者は放射線の影響をはじめ苦難と闘いながら立ち上がりました。被爆者たちの平均年齢は86歳を超え、証言を引き継ぐ動きが広がっています。
作家の温又柔さんが新作『恋恋往時』を出しました。創作と時代への思いを聞きました。
今年の夏もたくさんの方が富士山登山に挑まれることでしょう。無事に山頂まで到達したら、ぜひ剣ケ峰(富士山の最高峰)に立つ建物に注目してみてください。この建物の現在の正式名称は、富士山特別地域気象観測所といいます。
トランプ米大統領による一方的な高関税をめぐり石破茂首相は、日本からの輸入に米国が15%の高関税をかけることで合意したと明らかにしました。(7月23日)
“アンパンマン”を生んだやなせたかしと妻・暢をモデルにした連続テレビ小説「あんぱん」。満を持しての登場に注目が集まっています。高知出身の代議士薪鉄子役です。
参院選挙で排外主義的な発言や女性への差別的な言動を繰り返した参政党が議席を伸ばしたことに対し、各界有志が7月28日、国会内で記者会見を開き、「デマと差別が蔓延する社会を許しません」とのアピールを発表しました。
参政党代表による女性蔑視発言や、外国人を敵視する排外主義的な同党の政策に抗議する市民の行動が広がっています。全国に広がった緊急アクションを呼びかけた弁護士の武井由起子さんに聞きました。
参院選で議席を増やした参政党は、どういう日本をめざしているのか―。同党が5月に発表した「新日本憲法(構想案)」にその形が表れています。憲法学者の小林節さんが読み解きます。
ほとんどの住民が食べ物や住まいを失っても執拗に続くイスラエルのガザ攻撃。その背景には攻撃継続で利益を得る外国企業の存在がある―。こう暴露した国連の報告書が衝撃を広げています。
熊本市で大西一史市長が公共事業の受注業者から事実上の企業献金を受け取っているとの疑惑が深まり、市民に怒りが広がっています。「大西市長の政治倫理をただす市民の会」は政治倫理条例に基づき調査を請求する署名を集め6月18日に6092人分を提出しました。
ワールドカップ(W杯)に4大会連続で選出されている日本代表の長友佑都選手(38、FC東京)が、日本代表でもJリーグでも存在感を発揮しています。サッカー解説者で元日本代表の都並敏史さんが解説します。
「紙のまち」として知られる愛媛県四国中央市で「伝統産業の手すき和紙を残したい」と職人の世界に飛び込んだ青年がいます。書家としても活動する大西満王さん(26)です。
フリーライターの和田義弥さんが、やさしく家庭菜園のコツを解説するシリーズ「手作り菜園」。今回は、「レタス」です。(隔月掲載)
台所から世界に出かけた気分を味わえる、各地のおやつを紹介します。今回は、台湾の「豆花」と、イラク共和国の「マンアルサマ」を紹介します。
フランス文学者の奥本大三郎さんの「『ファーブル昆虫記』の世界」。話題は現代や日本の昆虫たちにまで広がります。
本作は日本赤十字社の看護師たちが、原爆投下直後での長崎での出来事をつづった『閃光の影で―原爆被爆者の救護 赤十字看護婦の手記―』を原案としています。松本准平監督。8月1日から、TOHOシネマズ日比谷ほか全国で。109分。
HAIM(ハイム)はロサンゼルス出身の3姉妹ロックバンドです。通算4作目、約5年ぶりのアルバム「I quit」(ユニバーサルミュージック)を出しました。魅力を音楽ライターの梅岡彩友美さんが語ります。
戦後80年。戦争と平和について考える主な番組を紹介します。
不眠と不眠症の違いやその対処法、良い眠りのためにできることなどを、石川県・城北病院精神科医の松浦健伸さんに聞きました。