前衛 2018年6月号
民主主義をつき崩す安倍政権の打倒へ
―市民と野党の共闘の到達点
穀田恵二
- 終わりがはじまった安倍政権と改憲を市民と野党の共同で葬り去る
- 中野晃一
- 「森友」「加計」問題 国民を欺く安倍内閣に政権を担う資格はない
- 宮本岳志
- 「働き方改革」法案を撤回し、再検討を
- 昆 弘見
- 文科省の授業介入事件――国家の私物化。それへの従属
- 藤森 毅
特集安倍改憲に抗する
- 「先手必勝」で安倍改憲阻止を
―自民党九条改憲と緊急事態条項案の問題点と危険性 - 小沢隆一
- 非民主主義政党が選挙制度の改憲を叫ぶ異常
―投票価値の不平等の「合憲」と「虚構の上げ底政権」維持を目指す安倍改憲 - 上脇博之
- 原爆被爆者の「核なき世界」への強い思いにこたえるということ
―被爆者とその体験に支えられた「ヒロシマ」の地で - 川野徳幸
- トランプ流「アメリカ第一」1年あらわになった新しい単独主義と孤立
- 小林俊哉
- 再生可能エネルギーへ本格的な転換・普及へ 市民・地域が主体に
―原発廃絶、再エネ中心構造の実現めざす - 和田 武
- 高校学習指導要領改訂のわかちがたい矛盾
- 児美川孝一郎
- 国家主義、新自由主義を乗りこえる創造的教育実践を
―改憲を視野に入れた次期高校学習指導要領批判の論点 - 小池由美子
- けっして楽しいものではなかった私の「教育勅語」体験
―佐藤広美・藤森 毅『教育勅語を読んだことのないあなたへ』によせて - 坂元忠芳
- 続・創価学会の〝変貌〟―〝池田はずし〟路線の進化
- 柿田睦夫
論点
- TPP11は日本をどこに導くか
- 橋本正一
暮らしの焦点
- ひとり親支援拡大と税制の課題
- 武田恵子
メディア時評
- [テレビ]「放送制度改革」は白紙撤回を
- 沢木啓三
- [新聞] 安倍政権は〝即刻退場〟だ
- 阿部 裕
文化の話題
- 映画 権力に屈しないメディアを支えた女性の決断
- 伴 毅
- 美術 世界の全体像を回復する―大小島真木の絵画
- 武居利史
- 写真 リアルな眼差―全国公募写真展「視点」第43回展
- 関 次男
スポーツ最前線
- ハリルホジッチ監督解任の背景
- 和泉民郎
グラビア
- 天頂の電波望遠鏡アルマ(チリ)
- 三浦 誠
- 夜間に観測するアルマ。頭上には、南半球でみられる大小マゼラン星雲や長寿の星といわれるカノープスが輝いていた