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2025年10月15日(水)

新しい国民的共同へ

ジェンダー平等・平和 共に

田村委員長ら、婦団連役員と懇談

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(写真)懇談する婦団連の小畑雅子会長(左から3人目)ら役員と田村智子委員長(右から2人目)ら=14日、党本部

 日本共産党の田村智子委員長らは14日、党本部で日本婦人団体連合会(婦団連)の小畑雅子会長ら役員と「新しい国民的・民主的共同」の発展に向けて懇談しました。憲法と女性差別撤廃条約を生かし、平和とジェンダー平等の実現をめざして意見交換しました。

 田村氏は、公明党の連立離脱という情勢の激動について「自民党政治全体の矛盾、破局の表れだ」と述べた上で、「自民党が右側へのアクセルを踏み込む補完勢力や極右・排外主義の勢力を取り込む動きが予想される。いよいよ反動ブロックの危険に立ち向かうことが大切だ。安保法制の廃止を核に、自民党政治をおわらせるために共同を進めたい」と述べました。

 小畑氏は、参院選で一部勢力が排外主義と一体にジェンダー・バックラッシュを主張したことに対し、緊急行動にとりくんだと紹介。「こうした反動ブロックという固まりを許してはならない。民主主義、人権を守る勢力が大きな固まりになって、一緒に声をあげていくことが重要だ」と述べました。

 懇談では、女性蔑視の主張に抗して、昨年10月の国連女性差別撤廃委員会からの勧告を力にしたとりくみが広がっていることが語られました。また、1975年の世界女性会議を契機に女性の地位向上とジェンダー平等の実現をめざす共同行動が「憲法を守る、戦争反対」を土台として長年にわたってとりくまれており、これをさらに発展させていこうと話し合いました。

 懇談には日本共産党から倉林明子ジェンダー平等委員会責任者、吉良よし子参院議員、梅村早江子・子どもの権利委員会副責任者、婦団連から伊東弘子、柴田真佐子、牧野由子の各副会長、舟橋初恵事務局長が同席しました。


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