2025年10月14日(火)
大阪・関西万博、閉幕
政府「宣言」 山積課題ふれず絶賛
大阪・関西万博は13日に閉幕しました。184日間で2500万人超が人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)の会場を訪れたとしています。
政府は「大阪・関西万博宣言」を発表。「万博が相互理解と対話を促す重要な公共財であることを改めて示した」などと絶賛しましたが、「いのち輝く未来社会のデザイン」の理念に逆行するメタンガス爆発・環境破壊問題や、下請け業者への巨額代金未払いなど課題や問題点にはふれないものでした。
来場者数は想定していた2820万人には届かず、運営費も警備費255億円などを国費に付け替えて230億~280億円の黒字見込みと装っています。
建設費は当初の2倍になり、パビリオン撤去費用も膨張。大屋根リングの一部保存などにも追加支出が予定されており、閉幕後も徹底検証と追及が必要になっています。