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2025年10月13日(月)

「自己責任」論にノー

「さよなら高市」市民集会@新宿

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(写真)「さよなら高市」「目指そう民主主義」などと声を上げる人たち=12日、東京・新宿駅前

 ジェンダー平等や報道の自由などに対して否定的な言動を取ってきた自民党の高市早苗新総裁の目指す政治に抗議する集会が12日夜、東京・新宿駅前で開かれ市民が声を上げました。8月6日や9日、終戦記念日などに路上で「講義」と題した集会を開催する路上大学コレクティブの呼びかけに50人以上が集まりました。

 5人の市民がスピーチしました。

 マイクを握った女性は、自身が以前過労で休職したものの会社から自己責任とされた経験を紹介しました。高市氏が就任の際にした「ライフ・ワーク・バランスを捨てます」との発言を聞いたとき、「あの日の悔しさとやるせなさがこみ上げてきた」と批判。「強者による強者の社会にゾッとする。自己責任ではないと気付いた人に社会をつくってほしい」と訴えました。

 男性(59)=三鷹市=は、自身が労働組合で活動するなかで、給料が低かったりハラスメントを受けたりしても「自己責任だ」と諦めてしまっている同僚をみてきたと強調。高市氏のようにバブル期に青春を過ごした多くの人が大変な暮らしを「自己責任だ」と思い込んでいるとして、「内なる高市さんに、さよならしよう。諦めずに楽しく運動しよう」と呼びかけました。

 参加者は「さよなら高市」「向き合え多様性」などとコールしました。


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