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2025年10月2日(木)

主張

日曜版電子版の発行

「赤旗」の歴史に新しい扉開く

 「しんぶん赤旗」の「日曜版電子版」が10月5日号から発行されます。2日から申し込み登録が始まります。多くの方々から期待の声をいただいてのスタートです。赤旗編集局も1959年の日曜版創刊に匹敵する新しい挑戦と意気込んでいます。ぜひ多くの方々に登録していただきたいと願っています。

■いま役割の発揮を

 「しんぶん赤旗」は一貫して、戦争に反対し、暮らしと民主主義を守り、金権政治を追及するなど日本の政治史、ジャーナリズム史のなかに重要な足跡を残してきました。

 戦後80年。その役割はいよいよ大きくなっていると自覚しています。いま反動ブロック形成の危険が生まれているもとで、警鐘を鳴らし、思想・信条の違いを超えて、反対する幅広い共同をつくりだす、そして自民党政治を終わらせる道を国民と一緒に歩むのが「しんぶん赤旗」です。

 消費税減税、労働時間短縮・賃上げ、医療・介護改悪反対、大軍拡・戦争する国づくり反対など直面する課題を国民の運動とともに取り組んでいます。この「しんぶん赤旗」を多くの国民に広げていくうえで、「日曜版電子版」ならではの役割発揮に期待が高まっています。

 日曜版は、“未来に希望をもち、日々の生活に勇気をもてる”新聞として日本共産党と国民を結びました。面白くてためになる。政治の本当の動きがわかる。家族そろって楽しめる紙面は「ジャーナリズムの傑作」といわれました。近年も「桜を見る会」の権力私物化問題や自民党の裏金問題などでスクープを連発し、高い評価を受けています。

 この伝統を引き継ぎ、SNS時代に応じて発展させる「日曜版電子版」は、新しい扉を開き、広範な国民と日本共産党を結ぶかけがえのないツールになるでしょう。

 新聞発行は、ピーク時5376万部(97年)から2661万部(2024年)と激減しています。若い世代や現役世代では、新聞で政治や社会の動きを知るのでなく、情報をSNS、スマホで得るのが当たり前になっています。

 こうしたもと、デマや不確かな情報が氾濫するなかで、確かな情報を求める声に応えるのが「日曜版電子版」です。

 テキスト記事も紙面ビューアもすべてカラー写真、トップページにスクープや旬の芸能人が登場するなどスマホで見やすく工夫し、検索機能も強化しています。

 「日曜版電子版をお薦めします」と漫画家・やくみつるさん、経済学者・浜矩子さん、作家・池澤夏樹さん、料理家・本田よう一さん、スタイリスト・地曵いく子さんら著名な方々から次々と推薦の声が寄せられています。

■新しい人々にこそ

 いま日本共産党は、「質量ともに強大な党をつくる集中期間」に取り組んでいます。紙の「赤旗」を土台にしつつ、「日曜版電子版」の特長を生かし、これまで紙の新聞を購読できなかった人、若い世代など新しい層にも気軽に広げていこうと呼びかけています。

 この10月に2万人、年内に3万人へ、スタートダッシュです。赤旗編集局も期待に応えるために力を尽くします。


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