2025年7月2日(水)
消費税減税の世論と動きに追い詰められたもの
森山幹事長発言 小池氏が指摘
日本共産党の小池晃書記局長は6月30日の記者会見で、自民党の森山裕幹事長が消費税減税について「ポピュリズム」だと批判し、「消費税を何としても守り抜く」と発言したことについて問われ、「異様な発言だ。消費税減税を求める世論や野党の動きに自民党が追い詰められていることのあらわれだと思う」と述べました。
小池氏は「人気をとるためだけにやる政策がポピュリズムだとすれば、自民党の給付金の方がよっぽどポピュリズムだ」と批判。「日本共産党は日本の税制の根本的なゆがみが消費税にあるとして減税、廃止していき、インボイスをなくすと財源を示して主張している。ポピュリズムでも何でもない」と述べました。
そのうえで、森山氏の「消費税を守り抜く」との発言については「国民の暮らしはどうなってもいいのか。自民党の政策がゆきづまっているので、ここまで言うのかという印象を受けた」と述べました。