社会的連帯進める政治に

兵庫３市　山下予定候補が駆ける

（写真）訴える、（左から）山下、金田の両氏＝２８日、神戸市元町

　日本共産党の山下よしき参院議員・比例予定候補は２８日、兵庫県明石・神戸・尼崎の３市を駆け、参院選で比例５予定候補全員と金田峰生兵庫選挙区予定候補の勝利へ力をつくそうと訴えました。

　山下氏は、兵庫県知事が職員・県民の命と人権を踏みにじっていることや、自民党政権が生活保護利用者を攻撃して戦後最大の保護費の減額をしたことが２７日に最高裁で違法だと断罪されたことに触れ、「立場の弱い人々や社会の少数派の人々を攻撃して支持を集める政治は絶対にやってはならない」と強調しました。

　その上で「分断と対立でなく、社会的連帯を進める政治を。戦前から日本の朝鮮半島植民地化に反対し、アジアの国々への侵略戦争に命がけで反対した歴史を持つ日本共産党だからこそできます」と訴えると、「そうだ」の声が飛びかい、大きな拍手が起きました。

　明石市で訴えを聞いた男性は「これまで他の党に入れてたけど、共産党に決めた。比例で伸びなあかん」と激励。神戸元町に駆けつけた女性（８３）は「（排外主義の姿勢をとる）トランプ大統領いいなりの政治が情けない。共産党の議員を増やし、住みやすい世の中にして」と話しました。