2025年6月24日(火)
平和の誓い新たに
赤嶺衆院議員、祈りの訪問
![]() (写真)「魂魄の塔」に手を合わせる赤嶺衆院議員(中央)と渡久地(左)、比嘉(右)両県議=23日、糸満市 |
沖縄戦から80年の「慰霊の日」を迎えた23日、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、党沖縄県議らとともに糸満市各地の追悼碑や戦跡を訪れ、平和を守り抜く決意を新たにしました。
訪問団には、赤嶺議員のほか、渡久地修県議、比嘉みずき県議、玉城ノブ子元県議が参加。はじめに、「鉄血勤皇隊」として動員され命を落とした学徒らを追悼する「沖縄師範健児の塔」に献花、祈りをささげました。
つづいて平和祈念公園、「平和の礎(いしじ)」を訪問し、沖縄戦で犠牲となった親族の名前が刻まれた碑へ献花。また、沖縄県平和祈念資料館を見学、住民に甚大な犠牲を強いた沖縄戦の歴史的事実を改めて確認しました。
自公政権が進める糸満市を含む沖縄本島南部の戦没者遺骨が残る土砂を辺野古の米軍基地建設のために使う計画に反対するため、平和祈念公園内でハンガーストライキを行う沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんを激励。具志堅さんは要人警護を名目とする警察の「平和の礎」内の供え物への強引な捜索を止めるため行動しており、赤嶺議員は「具志堅さんの力で平穏な祈りの場が守られています」と激励しました。
その後、沖縄戦後に県内で初めて建てられた慰霊塔「魂魄(こんぱく)の塔」に祈りをささげ、「ひめゆりの塔」や「白梅の塔」を訪れ、犠牲となった女学生たちを追悼しました。