2025年6月20日(金)
最終盤 1票争う大激戦
都議選 田村委員長、北区・東久留米で応援
大激戦の東京都議選で投票日まで3日となった19日、日本共産党の田村智子委員長、小池晃書記局長ら党幹部は国会日程の合間を縫って、激戦区に駆け付け、党候補の必勝を熱く訴えました。自民党も閣僚や都連幹部が応援に入っているほか、小池百合子都知事が平日から都民ファや公明党候補の応援に駆け巡るなど、多くの選挙区で自公都ファ候補との激しいつばぜり合いとなっています。期日前投票が前回より4%増と増えており、日本共産党の支部・後援会は残る期間、どれだけ多くの人に訴えが届くかがカギだと宣伝・支持拡大に全力をあげています。
| |
|
田村委員長は、北区で、せいの恵子候補と、東久留米市(北多摩4区)で原のり子候補とともに、「横一線の大激戦。市民と野党の共同の候補に立場の違いを超えた支持を広げてほしい」と聴衆に熱くよびかけました。
北区・王子駅前で田村氏は、せいの候補にバトンを渡す、曽根はじめ都議らと演説。田村氏は、せいの氏は看護師・保健師の経験を生かし、北区議時代から「声なき声」を議会に届けてきたと紹介。親の代わりに家族を介護する「ヤングケアラー」の問題を区議会で初めて取り上げ、ヤングケアラー・コーディネーター配置など支援制度をつくってきた実績を挙げ、「光の当たらない課題に政治が解決する責任があると道筋を示したのが、せいの候補です」と強調。「何としても引き継がせてほしい」と訴えました。
せいの候補は、北区の定数3のうち、小池都政にモノがいえる候補は自身だけだとして、「残された選挙戦、最後まで走り抜きます。押し上げてください」とよびかけました。
東久留米駅前で田村氏は、社会的弱者を排除する社会の分断、生きにくさや生活の苦しさの大本には政治の問題があるとして、「この政治を正すため一緒に手をつないでいくのが原さんの原点だ」と紹介。障害者医療費助成制度の充実や多摩北部医療センターの産科拡充などの取り組みを紹介し、「命と暮らしを守るかけがえのない議席です。定数2の大激戦、原さんの3期目の議席を勝ち取らせてください」と訴えました。
原候補は、支援を寄せてもらえば「生きづらさを変える一歩が開かれます」と述べ、「三たび議席をとりたい、競り勝ちたい。すべての力をつくします」と決意を表明しました。