2025年6月15日(日)
小池氏 野党共同候補勝利訴え
福手(文京)・せいの(北)・伊藤(墨田)
![]() (写真)声援に応える(左から)藤原のりまさ立憲民主党衆院議員、伊藤大気候補、小池晃書記局長と=14日、東京都墨田区 ![]() (写真)声援に応える福手ゆう子候補(右)と小池書記局長=14日、東京都文京区 ![]() (写真)商店街を歩いて支持を訴える(左から)藤原のりまさ衆院議員(立民)せいの恵子候補、小池晃書記局長=14日、東京都北区 |
日本共産党の小池晃書記局長は14日、東京・文京、北、墨田の3区を駆け巡り、「市民と野党の共同候補」の福手ゆう子(現)、せいの恵子(新)、伊藤大気(新)各候補の都議選必勝を訴えました。
北区(定数3)でせいの氏の、墨田区(同3)で伊藤氏の応援に立憲民主党の藤原のりまさ衆院議員が駆けつけました。藤原氏はどちらの選挙区でも小池百合子知事の与党候補に議席を占めさせてはならないと強調。昨秋の衆院選で立憲民主党、共産党、社民党が本気の共闘をして小選挙区で当選できた経験から「共産党と信頼関係がある」と話し、「立憲民主党を応援してくれる人に呼び掛けたい」と述べ、せいの、伊藤両氏の必勝を訴えました。
小池氏は「藤原さんから熱いエールを送られた。この期待にこたえよう」と述べ、「小池百合子都知事にきちんとモノが言える議員を選ばなければいけない。共闘の力で、共産党の19議席を守り伸ばそう。最後の最後まで頑張り抜いたものが勝利できる」と力を込めました。
小池氏は「この都議選では、3人区以下では野党が候補者を一本化した。自民、公明、都民ファーストを少数に追い込む結果を出して、続く参議院選挙での市民と野党の共闘の新たな発展につなげよう」と訴えました。
せいの氏は、命と暮らしを脅かす「自民党政治を終わらせる」と力を込め、伊藤氏は消費税減税とインボイス廃止で中小業者を守る決意を表明しました。北区では、せいの、小池、藤原各氏らが商店街を歩いて支持を訴えました。
文京区(定数2)では、福手氏が「都民が主人公の都政」に転換する決意を表明。小池氏は福手氏が医療従事者として働いてきた経験を原点に政治の光があたらない人々に寄り添い、民間病院への支援を実現したことを紹介し「命を守る一票を託してほしい」と訴えました。