2025年6月14日(土)
貧困・格差に光当てる都政を
宇都宮健児・元日弁連会長
![]() (写真)応援演説をする宇都宮健児元日弁連会長=13日、新宿駅東南口 |
小池百合子都政は命や暮らしを顧みず、大企業優先の政治を続けています。今の日本は貧困と格差が拡大しており、2021年の相対的貧困率は15・4%。6・5人に1人が貧困状態に置かれています。
東京都も同じです。土曜日に都庁前で実施している食料品支援に、新型コロナ前は60~70人が並んでいましたが、今は700~800人が並びます。
食料品支援をしている団体の共同代表を務めています。今、並んでいるのは路上生活者よりも、物価高で苦しんでいる年金生活者や生活保護利用者、シングルマザーや非正規労働者たち。最も困難な人たちに光を当てるのが政治の役割ですが、きちんと政策で対応できていないのが東京都政です。
潤沢な都の財政を、困難を抱える人のために使うには、共産党の躍進が絶対に必要です。