2025年6月14日(土)

見てね　日本共産党のＹｏｕＴｕｂｅ動画

消費税は安定財源？

　「消費税もみんなで社会を支えるために必要なことと私なりに納得してきた。でもだまされていたんだなと思う。タムトモ（田村智子委員長）は庶民の怒りの声をそのまま国会へ届けてくれている」

　６日の衆院予算委員会。消費税減税とその財源に大企業・富裕層に応分の負担を求める田村智子委員長と、かたくなに減税に背を向ける石破茂首相との論戦をまとめた約１０分のユーチューブ動画を見た視聴者のコメントです。

　予算委員会では―。社会保障の財源に法人税や所得税を「充ててはならないとは申し上げておりません」（首相）、消費税導入時と比べて現在は税収が法人税から消費税に置き換わった「その数字（田村委員長が示したＧＤＰ比の税収の推移）は事実」（首相）、法人税減税で大企業は巨大な利益を上げたが賃上げや設備投資には回らなかったことを「反省している」（首相）…と首相は動かしがたい事実を認めるも、「消費税は社会保障の安定財源」だとしがみつきます。

　「安定財源とは何か。景気が悪化して収入が減ろうが、失業しようが、最低限の生活にも消費税を容赦なくかける。だから“安定”なんですよね。“消費税が安定財源”この意味は、困っている人からも容赦なく安定的に搾り取るということでしかありません」と田村委員長。

　コメント欄には「石破氏の言う『消費税は（社会保障の）安定的財源だ』とは、つまりは『消費税は取りっぱぐれがない』ということ。ひどいね、その言い方。法人税減税しても賃金上がらず、設備投資もうまくいかなかった、と総括しているのであれば、法人税を元に戻し、穴埋めに使われた消費税を減税・そして廃止すべきは明らかでは？」と視聴者の声です。