2025年6月13日(金)
兵庫県知事の辞職求める
県議会で庄本氏 給与削減条例案反対
兵庫県議会で12日、斎藤元彦知事が提出した知事給与削減条例案が採決され、日本共産党の庄本悦子県議が反対討論に立ちました。
第三者委員会が前総務部長による情報漏えい行為は「知事が指示した可能性が高い」と結論づけ、「指示していない」とする知事の供述は不自然で採用困難としたことを述べ、「知事の主導のもとに告発つぶしと言える行為が行われた責任は大変重い」と強調。知事らが刑事告発されたことにもふれ「指示したと認めないまま人ごとのように給与カットで漏えい問題を終わらせることは許されない」と条例案に反対を表明し、知事辞職を求めました。
条例案は採決の結果、多数により継続審査となりました。斎藤知事は「必要な調査は終えている」(11日)として条例案可決で漏えい問題の幕引きを図りましたが、県議会の同意は得られませんでした。
また、立花孝志氏に百条委員会の非公開情報を漏えいした元維新の増山誠県議と真偽不明の文書を提供した同・岸口実県議に対する問責決議案は、賛成多数で可決されました。