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2025年6月13日(金)

変える選ぶ 東京都議選

武闘家「勝利へもっと闘争心」

大山とも子事務所を訪れ激励 信原空さん(25)

若者が未来に希望持てるよう

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(写真)大山とも子事務所を訪問した信原空さん=4日、東京都新宿区

 総合格闘技の武闘家で神空流(しんくうりゅう)を標榜(ひょうぼう)する信原空(のぶはらそら)さん(25)が4日、東京都新宿区の大山とも子事務所を訪れ、日本共産党を激励しました。

18万人登録

 信原さんはBreakingDown(ブレイキングダウン)やDEEP(ディープ)といった格闘技イベントに出場してきたほか、18万人のチャンネル登録者を持つユーチューバーでもあります。5月14日に「いろんな党派の考えを自分の足で調べて確かめたい」と、1人で大山事務所を訪れ、17日の事務所びらきにも参加しました。

 「若者のあいだで不安が広がり、未来に希望が持てず、日常的なプレッシャーから、うつ病など精神疾患が増えたり自殺する人もいます。身近な問題です。共産党には若者の問題をもっと取り上げてほしいです」と、信原さんは言います。

 若者が仕事や勉強を頑張る意欲が出てくる、子どもたちも頑張っていけるような社会の仕組みをつくる必要がある。まずは大胆な賃上げが必要だ。そう語る信原さんに、事務所の党員たちは日本共産党が社会主義・共産主義の未来社会を目指していることや、ただちに最低賃金を1500円に上げる政策、消費税減税と財源の考え方などを説明。

 信原さんは一つ一つに納得するだけでなく、「もっと闘争心を高めて、国民の感情に訴えるような宣伝をするべきです」など、積極的に意見を述べました。精神的に強く、自分たちの政策をどんな困難の中でもぶれずに貫いていくような政治家が必要だ、とも言います。

 「僕は職人として現場仕事をしてきました。日本の職人には貴重な技術があります。職人をもっと大切にすべきです」。信原さんは言います。「先代の日本人がこつこつ頑張って働いて積み上げてきた結果、今の社会の豊かさがあります。その努力を無にするわけにはいきません」

優しい人に

 資本主義は行き過ぎると破滅してしまう、とも信原さんは考えます。「食料自給率を回復させ、農業を基幹産業にするという共産党の考えはうなずけます。僕は自転車で日本中を旅しましたが、荒れ果てている農地がたくさんありました」

 党員たちは共産党の農業政策や、自民党の減反政策の歴史などを説明。大企業と自民党の癒着に打ち勝つにはどうしたらよいか、一緒に考えました。

 どういう武闘家になりたいですか、という質問に、「優しい人になりたいですね」と信原さん。「基礎を大切にして、小さなことでも感謝を忘れずに、と心がけています」(渡部雅士)


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