2025年6月13日(金)
原水爆禁止世界大会 政府・海外代表を発表
被団協・田中代表委員ら参加へ
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原水爆禁止世界大会実行委員会は12日、被爆80年の原水爆禁止2025年世界大会に参加する政府代表や海外代表を発表しました。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳(てるみ)代表委員が「被爆80年長崎のつどい」(7日)で証言すると明らかにしました。被爆・核実験被害者の証言を聞き、核兵器の非人道性を明らかにし、「核抑止力」論の克服に向けた議論を諸国政府と市民社会で行います。同大会は、8月3日の広島・国際会議から9日のナガサキデー集会までの7日間です。
政府代表は、核兵器禁止条約第1回締約国会議議長を務めたオーストリアのアレクサンダー・クメント欧州国際関係省軍縮・軍備管理・不拡散局長・大使とトーマス・ハイノッチ元大使が参加します。
海外代表は、イギリスから前労働党党首のジェレミー・コービン下院議員・核軍縮運動(CND)副会長、キャロライン・ルーカス(元緑の党党首)前下院議員・CND副会長、ドイツ左翼党のマルティン・シルデワン欧州議会左翼会派共同議長、ベルギー労働党のマルク・ボテンガ欧州議会議員が参加します。
フランス、スペイン、スウェーデン、アメリカ、韓国、アジアなどからも労働組合や被爆者、平和活動家が集まります。国際平和団体の国際平和ビューロー(IPB)、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)、国際民主婦人連盟(WIDF)が参加します。