2025年6月10日(火)
支援と交流 継続に意義
西日本豪雨7年で集い
岡山・倉敷
![]() (写真)「真備から能登へ被災者に寄り添う政治を実現しよう」と語る須増氏(正面右)=7日、岡山県倉敷市真備町 |
岡山県で災害関連死を含む95人が亡くなる甚大な被害となった2018年の西日本豪雨災害から7月で7年となるのを前に、被災者支援センター「ガーベラハウス」(倉敷市真備町)で7日、「支援の心を被災地能登へ届けよう真備の風メモリアルのつどい」が開かれました。住民など65人が参加し、犠牲者に献花しました。
会場では5月の能登支援ボランティア「ガーベラハウス隊第3弾」の報告が行われ、参加者は短冊に「ほんとうの復興を」などと願いを書いて交流しました。
センター共同代表で日本共産党の須増伸子県議は、行政が被災から5年で追悼式典をやめる中、被災者支援と交流、行政への要望を続けてきたセンターの意義を強調。地震後に水害に見舞われた石川県能登地方の現状を報告し、「参院選は被災者に寄り添う政治に変えるチャンス。その願いを日本共産党に寄せてください」と訴えました。
田辺牧美倉敷市議は6月市議会に災害情報の伝達を従来の拡声塔からラジオとスマホアプリに転換する予算が提案されていると報告。「自ら情報をとれない人にも災害情報が届くよう求めていく」と語りました。
日本共産党の仁比聡平参院議員、大平よしのぶ衆院中国比例予定候補がメッセージを寄せました。