2025年6月10日(火)
立憲主義を取り戻す
市民らオール埼玉総行動
![]() (写真)安保関連法の廃止などを訴えてパレードする参加者=8日、さいたま市 |
「立憲主義を取り戻す! 戦争させない! 9条こわすな! 6・8オール埼玉総行動」が8日、さいたま市の北浦和公園で行われました。4300人の参加者は、「安保関連法は廃止を」と声をあげ、市内をパレードしました。
小出重義実行委員長は「誤った抑止力論から脱却し、戦争への道から引き返そう」と強調。後援団体の、埼玉弁護士会の宗像英明会長、連合埼玉の大谷誠一事務局長、埼労連の宍戸出事務局長も憲法を守る決意を表明しました。
総がかり行動実行委員会の菱山南帆子共同代表がゲストスピーチし、立場の違いを超えて一つの目的のために結集する「オール埼玉総行動」の意義を強調。「改憲を止めてきた私たちには、大きな力がある」「デマやフェイクに負けず、対話を広げよう」と訴えました。
野党代表もあいさつし、日本共産党の伊藤岳参院議員・埼玉選挙区予定候補は「アメリカ言いなりから抜け出し、憲法9条に基づく対話の外交を。参院選では、埼玉から平和ののろしを上げよう」と訴え。立憲民主党の杉村慎治衆院議員も、違憲の安保関連法廃止へ力をあわせる決意を表明しました。
社民党県連合の高井環・政策部長、新社会党県本部の村田文一委員長も訴えました。
参加した女性(31)は「だんだん日本が戦争の方向に行き、憲法を変えるのはこわいと思うようになった。私も声をあげないと」と話しました。
共産党の、はたやま和也、矢野ゆき子両参院比例予定候補らも参加しました。