2025年6月10日(火)
那覇市議選・参院選勝利へ 街頭宣伝
憲法生かす希望の日本に 山添氏
![]() (写真)参院選・那覇市議選の必勝に向け、聴衆の激励に応える(手前左2人目から)山添、タカラ両氏と市議予定候補6氏ら=8日、那覇市 |
日本共産党の山添拓参院議員は8日、那覇市議選(7月13日告示・20日投票)と7月の参院選必勝に向け、日本共産党のフルゲン茂治、ワク川朝渉、我如古イチロー、マエダちひろ、西中間ヒサエ、上原やすおの市議予定候補6人と白川よう子参院比例予定候補、「オール沖縄」の参院沖縄選挙区予定候補のタカラさちか氏らがそろい踏みした那覇市内での街頭演説会で、「オール沖縄」の要の共産党対自公の「平和と暮らしのかかった決して負けられない選挙だ。憲法を生かし希望ある日本をつくるため力を合わせよう」と呼びかけました。
演説会には700人が集まり、ネット配信は250カ所で視聴されました。山添氏が、消費税の廃止を目指して5%に緊急減税し、財源として大企業・富裕層に応分の負担を求める日本共産党の政策を紹介すると指笛や拍手が湧き起こりました。
山添氏は、給食費の小学校半額、中学校無料や中学卒業までの医療費無料などを実現した党市議団の実績を紹介。6予定候補全員必勝で、さらなる拡充や、困窮家庭への水光熱費補助、国保税1世帯1万円の減税の実現などの物価高対策を「力強く迫っていこう」と呼びかけました。
トランプ関税で対米外交の自立を求める声が広がっているとし、「沖縄で、基地と平和をめぐる問題でこそ対米自立が求められる」と強調。「『辺野古が唯一の解決策』とうそぶく政治は変えるしかない。それには『オール沖縄』と日本共産党の勝利こそが一番の解決策だ」と訴えました。
タカラ氏は、国民に自己責任を押しつけ辺野古の米軍新基地建設に莫大(ばくだい)な税金を投じるなど暮らしに背を向ける自公政権を批判し、「税金の無駄遣いをやめ暮らしに予算の配分を」と要求し、暮らしを守り戦争をしない政治の実現へ憲法の理念に基づき「全力で頑張る」と力を込めました。
白川氏は、7日に「ひめゆりの塔」などを訪れたことを報告し、自民党の西田昌司参院議員の沖縄戦犠牲者らへの冒涜(ぼうとく)的発言を「歴史に学ばない者は歴史を壊し戦争の道に突き進む」と批判。「歴史をしっかり見つめ、平和で基地のない沖縄、日本をつくるため頑張り抜く」と強調しました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員も必勝を訴え、「オール沖縄」の玉城デニー知事が連帯のメッセージを寄せました。