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2025年6月10日(火)

放課後連が20周年式典

障害ある子の発達する権利保障

吉良議員あいさつ

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(写真)障害のある子どもたちに豊かな放課後を、と思いを確かめ合った20周年式典=8日、東京都内

 障害のある子どもが放課後を豊かに過ごせて、発達する権利を保障することを求める「全国放課後連」(障害のある子どもの放課後保障全国連絡会)の結成20周年記念式典が8日、東京都内で開かれました。

 事務局長の田中祐子さんが20年の歩みを報告。「障害のある子どもの放課後は、長らく、家の中でテレビ漬け、母親の踏ん張りで何とか持ちこたえてきた。各地で実践交流や運動が起き、放課後活動の発展を求めてきた」と話しました。

 東京、埼玉の保護者が発言。「子どもの行動の裏にある気持ちを、放課後等デイサービスの職員は常に受けとめてくれた。親も励まされ、子育てを支えてもらった」と涙ながらに振り返り、支援の必要な子が安心して過ごせる居場所の必要性を訴えました。

 5月に発行した『放課後等デイサービスガイドブック』の執筆者によるリレートークでは、会長の村岡真治さん、副会長の丸山啓史さん、山﨑康一郎さん、元副会長の中村尚子(たかこ)さんが登壇。担当した章の内容を紹介し、▽子どもの権利の視点から、放課後活動がめざすものが深められる▽魅力的な実践が伝わる▽支援に欠かせない遊びの豊かさがわかる▽制度の基本を知ることができる―等の特徴を語りました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員が、来賓あいさつをしました。


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