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2025年6月8日(日)

消費税減税の声は共産党に

田村委員長 都議選・参院選躍進を訴え

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(写真)田村智子委員長(左)とともに訴える大山とも子都議=7日、東京都新宿区

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(写真)米倉春奈都議(左)とともに訴える田村智子委員長=7日、東京都豊島区

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(写真)訴える田村智子委員長(右)。左は竹内愛都議予定候補=7日、東京都板橋区

 田村委員長は7日、都内3カ所をまわり、新宿区で大山とも子、豊島区で米倉春奈(ともに現職)、板橋区で竹内愛(新)の都議3予定候補の応援に入り、「消費税5%減税から廃止、インボイスの廃止の声を、都議選からとどろかせてほしい」「どの政党が物価高騰から暮らしを守る確かな力となるのかとの目で選んでほしい」と述べ、共産党支援を多くの聴衆に訴えました。

 新宿区で田村氏は、自身が卒業した早稲田大学文学部の正門前で大山氏とマイクを握り、学費値下げ・無償化や奨学金支払い支援、給付型奨学金実現などの党の政策を紹介。聴衆からは「何が一番の問題(政策)か?」との質問があがり、田村氏は「一人ひとり大事な問題があり、それら一つひとつこたえるため尽力したい」と語るとともに、「物価高騰から暮らしを守ることが最優先の課題です。消費税減税を掲げるとともに、大企業の利益に税金をかけることをセットで提案しています」と答えました。

 「これから夏が来ます。水道、電気代など光熱費を下げてほしい」との要望があがり、大山予定候補は、共産党都議団の長年の要求で水道基本料が4カ月間無料になったが「継続することが必要です」と強調。電気料やクーラー購入補助もあわせて実現したいと述べ「共産党を都議選で大きくしてもらい政治を前に進めたい」と答えました。

 豊島区内で、米倉予定候補の事務所びらきに駆けつけた田村氏は、痴漢被害者らの「声なき声」を届け政治課題にし、東京都や政府を動かしてきたのが米倉予定候補だと紹介。「パイオニア(先駆者)である米倉さんを都議会に四たび送ってください」と訴えました。

 板橋区高島平駅前で田村氏は、規制緩和と大手デベロッパー優先で巨大開発が進み、家賃高騰で「都民が住めない東京」になっていると批判。家賃1万円補助や都営住宅建設などの政策―「『稼ぐ東京』から『安心して住み続けられる東京』へ」を紹介し、実現のため全力をつくすと決意を語りました。

 竹内予定候補は、高島平で進む超高層マンション計画に対し住民から不安の声があがっているとして、「住み続けたいとの願いを私に託してほしい」と述べ、住民無視の再開発に反対していく姿勢を改めて示しました。


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