2025年4月25日(金)
インフラの点検に予算を
埼玉・八潮 はたやま氏が道路陥没現場調査
![]() (写真)池谷氏(右)から、県が設置した硫化水素、振動、音の測定器の前で説明を受ける、はたやま氏(左)=24日、埼玉県八潮市 |
日本共産党の、はたやま和也参院比例予定候補は24日、埼玉県八潮市で1月に起きた道路陥没事故現場を調査しました。
共産党の池谷正市議が、事故の現在の状況や、近隣住民から「工事の振動や音、下水のにおいが気になる」との声が寄せられていることを説明。はたやま氏を現場周辺や、県が設置している硫化水素、振動、音の測定器に案内しました。
県は現在、転落したトラック運転手の男性の救出に向け、下水を迂回(うかい)させるバイパス管などの工事を進めています。現場付近の下水道管を複線化する方針を示し、本格的な復旧には5~7年かかるとしています。
池谷氏は、高齢者など一日中家にいる人は、特に振動や音、においが気になるとして、県に対し、一時的な避難所の設置を要望したと紹介。全国でも橋やトンネルで崩落事故が起き、そのなかで八潮市でも事故が起きてしまったと指摘し「老朽インフラの点検に予算を回してほしい」と述べました。
はたやま氏は「全国に点検しきれていない老朽インフラが山ほどある。それらの維持・管理に国がしっかりと責任を果たすべきです」と話しました。