2025年4月24日(木)
いま「赤旗」が面白い
大阪・関西万博
群を抜く追及・拡散
![]() (写真)メタンガス発生の危険性を報じる「赤旗」(3月28日付1面) |
今月開幕した大阪・関西万博。その危険性をいち早く追及し、中止を求める世論を広げてきました。
昨年3月のガス爆発事故では多くのメディアがベタ記事扱いとするなか、会場の夢洲が廃棄物処分場でメタンガスが発生し、「ガス抜き管」まで設置しなければならない危険性を告発。初めて報じた「ガス抜き管」写真がネット上でも注目を集めました。
その後も「ガス発生が1日2トン」(現在は3トン)と告発するなど、国会議員団の追及とあわせて万博協会にガス測定や換気強化などの対策を取らせました。
多くのメディアがこうした危険にふれない報道に終始するなかで、開幕直前に爆発濃度水準のガス発生が日本共産党市議の検知で判明するなど追及の正しさが浮き彫りになっています。
「赤旗」などの取材を協会が不当に排除していた問題は、こうした「不都合な真実」を伝える「赤旗」の値打ちが改めて鮮明になりました。国民の知る権利を脅かす大問題だと告発し、X(旧ツイッター)で292万表示回数を超える大反響に。協会は押されて会見への参加を認めざるをえなくなり、全面参加による真実の報道へ引き続きたたかっています。
こんな最悪の場所を万博会場にしたのは、カジノ誘致を「起爆剤」として大阪湾岸の乱開発をすすめるためだと追及してきたのも、「赤旗」だけです。
「万博はカジノのため」という本質は多くの国民・市民の常識ともなっており、暮らしを犠牲にして巨額の税金をつぎ込む自公政権と維新府・市政を追い詰めています。
そのカジノ誘致を巡る問題では、大阪市とカジノ事業者、鑑定業者の官製談合だと明らかにした「日曜版」スクープとあわせて一貫して追及。住民訴訟のたたかいとともに、政府と維新を追い詰めています。