2025年4月22日(火)
参院1人区での選挙協力
協力の意思確認が大前提
小池氏が指摘
日本共産党の小池晃書記局長は21日、国会内で記者会見し、夏の参院選で全国に32ある定数1の「1人区」での野党の協力関係について問われ、「一緒に力をあわせようという意思を公式に確認することが、大前提として必要だ」と指摘しました。
小池氏は、自民党に助け舟を出す補完勢力である日本維新の会や国民民主党は選挙協力の対象とならないと表明。「野党第1党である立憲民主党が、選挙での協力についての意思を示すことが必要だ」と述べました。
そのうえで小池氏は、日本共産党は「市民と野党の共闘の新しい発展のために可能な努力をおこなう」という立場であり、「1人区での選挙協力をめぐっては、共通政策の確認や対等・平等、相互尊重の原則が必要だが、その大前提として必要なのが、1人区で力をあわせる意思の確認だ」と強調しました。