2025年4月15日(火)

伊東担当相に企業献金疑惑追及

企業と個人の名義で“小分け”か

（写真）質問する伊藤岳議員＝９日、参院地デジ特委

　日本共産党の伊藤岳議員は９日の参院地方創生デジタル特別委員会で、伊東良孝地方創生担当相の自民党支部が地元の建設会社からの企業献金に加え、当該会社の社長らから総額１００万円の個人献金を受けていた問題について、伊東担当相の認識をただしました。

　伊藤氏は「大臣は地元企業から１２万円の企業献金に加え、当該企業の社長・役員の計４人から各２５万円の個人献金を受けていた。事実上の企業献金で、企業名義と個人名義を小分けしただけではないのか」と質問しました。

　伊東担当相は「企業献金が違法であれば指摘のような話もあるが、個人献金を企業献金に見せる、企業献金を個人献金に見せる、いずれにしてもこれは何ら法的に間違っていない」と強弁しました。

　伊藤氏は「不適切な関係を指摘される恐れがある企業献金の額を小さく見せるため、献金を企業名義と個人名義に分けた可能性があるとの指摘がある。この指摘を受け止めるべきだ」と主張しました。