(写真)署名を田村貴昭衆院議員(右奥から2人目)らに手渡す全生連メンバー=4日、国会内
全国生活と健康を守る会連合会(全生連、吉田松雄会長)は4日、国の大幅な生活保護基準引き下げを違法とした最高裁判決に従い、保護基準の充実や国の真摯(しんし)な謝罪を求めた署名1万8907人分を日本共産党をはじめ4野党の国会議員に手渡しました。日本共産党からは田村貴昭衆院議員が受け取りました。立憲民主党、社民党、れいわ新選組の各党議員が参加しました。
吉田会長は「大軍拡で国民生活に犠牲を強いる高市政権は許せないと要求行動に全国から集まった」とあいさつ。最高裁判決対応だとして全利用者に対する再減額の方針を示した国を批判し、野党議員が国会で同判決の完全実施を求めたことに感謝を述べました。
田村氏は、「さかのぼって保護基準を元に戻し、物価高に見合った保護基準に引き上げるよう、ともにたたかいます」と語りました。

