(写真)小池氏(左から3人目)に署名を提出する消費税廃止各界連の人たち=3日、参院議員会館
消費税廃止各界連絡会は3日、参院議員会館で「消費税5%以下への引き下げ、インボイス(適格請求書)制度廃止を求める請願署名」提出集会を行いました。インボイス登録した小規模事業者への負担軽減措置をはじめ、来年度の税制改正大綱をめぐる政府・自民党内の議論がヤマ場を迎えるなか、日本共産党、立憲民主党の国会議員に32万6587人分(累計)の署名を手渡しました。
中山眞事務局長は、署名の紹介議員が参院選以降17人増え、66人へと広がっていると開会あいさつ。一部メディアの「負担軽減措置悪用」「負担軽減措置延長見送り」報道について「インボイスと消費税に痛めつけられている小規模事業者の実態から目をそらし、問題の本質をすり替える財務省のやり方は悪質だ」と批判しました。
参加した静岡の代表は「署名を集めることが要求実現の可能性を高める」と訴えました。
日本共産党の小池晃書記局長、山添拓政策委員長、辰巳孝太郎衆院議員があいさつ。小池氏は「物価高・経済対策には消費税減税・インボイス廃止しかないが、高市政権の緊急経済対策には消費税の文字もない」と指摘。大企業・富裕層減税を見直せば減税の財源はできるとして「署名を力にして頑張りぬく」と述べました。

