(写真)参加者の質問に答える岩渕氏(演壇)=29日、山形市
日本共産党山形県委員会は29日、青年・学生・現役世代を中心に世代を超えて社会課題や社会のあり方などを交流する「願いもちこむやまがたコミュニケーション」を、山形市で岩渕友参院議員をゲストに迎えて開催しました。
参加者による、それぞれの立場で直面した問題や展望の報告では、女性が「女性だけがお茶くみや掃除を押しつけられ、パワハラは当たり前。体調を壊し職場を辞めました」と告発。フリーランスの男性は「来年10月からインボイスの控除可能割合が変わるため、仕事を続けられるかどうか。インボイスは廃止してほしい」と訴えました。
岩渕氏は、参加者から「どうしたら学生が経済的な心配なしに学べるようになるのか?」と質問され、学生の学びは本人だけでなく地域や社会全体への貢献になると強調。「学費値上げの背景には大学への運営費交付金が1600億円も減らされていることがあります。お金の心配なく学べるように、国が運営費交付金を抜本的に増額することが必要です」と話しました。
物価対策について聞かれた岩渕氏は、「日本共産党は、大企業への減税をやめて軍事費を削れば消費税減税ができると訴えてきた。消費税減税とインボイス廃止へ力を合わせよう」と応じました。

