(写真)「国民の運動が社会を変える」と話す塩川氏=30日、宇都宮市
宇都宮市で30日、栃木県の日本共産党雀宮(すずめのみや)北支部と雀宮地域後援会が共催した「塩川鉄也衆院議員と語る集い」が開かれました。塩川鉄也衆院議員、野村せつ子県議、原ちづる市議が出席しました。
塩川氏は、日本の政治と世界の情勢について縦横に講演。高市政権が非核三原則を見直し核兵器の持ち込みを容認する動きを見せていることや、日本が攻撃を受けなくても米軍が攻撃を受ければ存立危機として自衛隊は攻撃するという発言に大きな不安が広がっていると述べました。「政治と金」問題に無反省の高市政権は「もろくて弱い基盤の上に成り立っている」とし、「大企業の利益優先、米国言いなりの政治では国民の思いと相いれない。政権がどれだけ続くのかは、国民の運動が鍵を握っている」と話しました。
共産党の名前は、戦争反対と主権在民を掲げてきた誇りと搾取のない自由な社会を目指す決意の表れだとし「どこにも変える必要がない。どんどん宣伝してほしい」と述べました。「ひとりで悩まず、一緒に政治を変える展望を知り、声を上げよう」と話し、入党を呼びかけ。野村県議も「共産党の議席は国民の声を届けるいちばんの力。党そのものを大きくしてほしい」と訴えました。

