(写真)参加者に入党を訴える山添氏(左)=30日、埼玉県狭山市
日本共産党の山添拓政策委員長・参院議員は30日、埼玉県狭山、川越両市で開かれたつどいで、高市早苗政権の危険性や共産党がめざす未来社会について縦横に語り、参加者に入党を訴えました。
狭山市のつどいで山添氏は、自身が大学に入学した2003年にイラク戦争が起きたことに憤りを感じ、「1人の力では変わらないが、平和を願う多数派をつくり、変えていく側になりたい」と共産党に入党したことを紹介。「社会が変わるのを待っているだけではなく、変える側に立とう」と呼びかけました。
参加者が、「ニューヨークのマムダニ新市長誕生は、ボランティアの戸別訪問が力になった。日本でも同じようなことができるのか」と質問。山添氏は「日本でも、選挙期間中ではない時期の政治活動としての訪問はできる。要求を聞きながら対話し、一緒にたたかう仲間をつくってこそ、大きな力になります」と応じました。
狭山市のつどいに参加した男性(35)は「山添さんの話はわかりやすかった。今の自分は生きるために働くというより、働くために生きている感じがする。もっと自由な時間があったら、いろいろなことがしたいと思えた」と話しました。

