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2025年12月1日

憲法土台に確かな共同を

新社会党大会 田村委員長があいさつ

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(写真)新社会党第32回全国大会であいさつする田村智子委員長。左端は岡﨑ひろみ新社会党委員長、右端は服部良一社民党幹事長=30日、東京都千代田区

 新社会党の第32回全国大会が30日、都内で開かれました。日本共産党の田村智子委員長が来賓として招かれあいさつしました。

 田村氏は、この間、岡﨑ひろみ委員長ら新社会党役員、福島瑞穂党首ら社会民主党の役員と懇談を重ね、共同を進めようと確認したことを紹介しました。新社会党とは、国政選挙や都議選での野党共闘、全国各地の自治体・首長選挙での共闘など、各地域での協力・共同が紡がれてきたが、「長年の地域での信頼関係に基づき、今回、党首同士の会談で、憲法と平和を真ん中にすえた共同を進めようと合意できたことは、自民・維新連立の高市政権が危険な暴走政治を始めているもとできわめて大きな意義がある」と強調しました。

 田村氏は、「日本共産党は、高市政権に立ち向かうためには多様な要求の一致点での新しい幅広な国民的共同を広げることが必要とよびかけている。この共同を広げるためにも、安保法制と大軍拡に断固として反対する、憲法を土台とした揺るがない共同、コアな共同を築くことが急務です」と述べ、「ぜひ、みなさんとともに、この共同を大きく育てていきたい」と呼びかけると、会場から拍手が起きました。

 岡﨑委員長は、「できる限り多くの人々と連帯する運動として、憲法を軸に戦争をさせない社会をつくろう」とよびかける必要性を語り、「憲法をしっかりと生かしきる運動を、ともに連帯して、私たちもたたかっていきたい」と述べました。

 社民党の服部良一幹事長が来賓あいさつしました。