(写真)大山乳業の(左手前から)山本、陰山の両氏に話を聞く(右へ)紙、川本、市谷、福住の各氏=28日、鳥取県琴浦町
日本共産党の紙智子前参院議員、党農林・漁民局長は28日、鳥取県琴浦町を訪れ、大山(だいせん)乳業と赤碕(あかさき)町漁協の役員と懇談しました。
市谷知子県議、川本善孝町議、福住英行党県国政対策委員長が同行しました。
大山乳業では、陰山剛常務、山本文彦酪農指導部長が応対。紙氏は現状と要望について聞きました。
陰山常務らは「大山乳業は県内で唯一の乳業団体で白バラ牛乳を生産・販売しています。白バラ牛乳は1ミリリットル当たりの白血球の体細胞数が16万個と全国平均の22万個と比べて極めて低く、細菌数が少なく高い品質が保たれているのが特徴です。大手下着メーカーが撤退する中、アイスクリーム工場を新設し、地域の雇用創出に貢献しています」と紹介。生産者は元気でも、従業員の確保が課題だと述べ、支援を求めました。
赤碕町漁協の入江孝伸組合長は「サワラ、ハマチが減って、マグロが網に掛かるが(漁獲枠で)捨てないといけないので、漁獲枠を1千キログラムから1万キログラムにしてほしい。漁獲のない日の方が多く、遊漁で補っているが、漁業より収入が多いと補助金(9割補てん)が付かなくなる。営業が成り立つようにしてほしい」と要望しました。

