(写真)参院10会派の代表者懇談会。手前から3人目は吉良よし子議員=28日、国会内
参院の与野党10会派の代表者懇談会が28日、関口昌一議長の呼びかけで開催され、議長のもとに参議院改革協議会を設置することが全会派の賛同で了解されました。
関口議長は冒頭、参院の組織および運営に関し各会派間で協議するため、参議院改革協議会を設置することについて諮りたいと提案。とくに「選挙制度について協議いただき、方向性を明らかにしていただきたい」との考えを示しました。
日本共産党から吉良よし子参院議員団長が出席し、同協議会の設置に賛同すると表明。参院選の「1票の格差」を違憲状態とする判決が相次いでいることを踏まえ、選挙制度に関する協議をおこなう必要があると述べるとともに、定数削減を協議のテーマとすることには反対だと表明しました。

