あなたの「?」におこたえします「天皇の制度」
現在も将来も「憲法」にもとづいて
いま、与党になったら天皇制は廃止するの?
いいえ、そんなことは絶対にしません
私たちは綱領で、天皇の制度をふくめ「憲法の全条項を守る」と決めています。「(天皇は)国政に関する権能を有しない」(第4条)――天皇の政治利用を許さないことをはじめ、憲法を厳格に守ります。
将来はどうするの?
国民の総意にゆだねます。
一人の個人が国を象徴する制度は、人間の平等と両立しない―私たちはこう考えていますが、それを社会におしつけることはしません。
天皇の地位は「主権の存する国民の総意に基づく」(第1条)。続けるか、なくすかは、あくまで憲法もとづいて国民の総意にゆだねる。
これが私たちの方針です。
「主権回復の日」記念式典への出席
――最悪の政治利用
かつて安倍政権は、「愛国精神」高揚のため、戦後日本が「独立した日」を祝う記念式典への天皇出席を強行しました。しかし、その日は、沖縄が日本から切り離された日です。自分たちが米国にひきわたされた「屈辱の日」とする沖縄県民の心をふみにじるものです。特定の立場を国民におしつけるために「天皇」を政治利用することは憲法違反です。
女性女系天皇、どう考えるの?
男女平等の憲法に従って
憲法は、天皇を日本国民の統合の「象徴」としています。多様な性をもつ人びとによって構成される国民の象徴であるならば、男性に限定する合理的理由はありません。
「女性だからダメ」は男女平等の憲法に反します。