北欧アイスランドで50年前に、家事も仕事も休もうと呼びかけられ女性の90%が参加した「女性の休日」行動の日本版アクション。初日の6日、東京・新宿駅前での行動では、約1000人の参加者が広場を埋め、一言書いて張り出すコーナーには列ができました。参加者の思いは―。
(写真)歌手のLIKKLE MAIさんのライブで盛り上がる「女性の休日」アクション参加者=6日、東京・新宿駅東南口
群馬で映画「女性の休日」を見て、その足で参加した30代の女性は、60代の両親の姿に家父長制の深刻さを感じています。「母が家事をしない日はない。母が疲れて昼寝をしていると、わざわざ父が起こすんです。『“おれもがんばってるんだからがんばれ』という圧力に、この人は変われないと思ってしまう」と言います。「自分の家だけじゃなく社会の構造なんだと気づいた。会社のなかでも女性はおおらかでいろとか言われたりする。本当におかしい」と話しました。「父の態度にイライラしているとちゃんと伝えるところから始めたい」
長野から駆けつけた女性(33)は、同映画に衝撃を受けました。「日本版女性の休日を呼びかけられて、これは行かなくちゃと思った」と言います。「女性は必ず結婚して子どもを産むものだと言われて育った。それを当然と思ってきた自分もいた。そういう思い込みにも問いかけたい」と話しました。
男性・女性にあてはまらないノンバイナリーの、ゆうきさん(28)。リレートークに登壇した元サッカー選手の下山田志帆さんに共感しました。下山田さんと同じく「女のくせに、と言われてきた」と悔しい思い出を話しました。大学でジェンダー問題を学んでからフェミニストと名乗っています。職場で、いやだと思うことはいやだと上司に伝えるようにしています。「それが私にできる社会変革」。10年付き合っているパートナーがいます。「早く選択的夫婦別姓制度を導入して。結婚にふみきれない」
岩手県から参加した女性(57)は「自分の意見を言うと『共産主義だ』と言われる。なぜなの?」と訴えます。「選択的夫婦別姓制度も実現できていない日本っておかしいでしょ。女性みんなが結婚するのが前提で、女性はみんな産むことを押しつけられている社会を変えたい。男性たちのアライ(理解・支援者)も必要。一緒に社会を変えたい」

