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2026年3月8日

きょうの潮流

 弁護士にはなれないといわれた少女は、その国で女性初の最高裁判事になりました。船長にはなれないといわれた女の子は、民主的な選挙で選ばれた世界初の女性大統領となりました▼最も性差別のない国、アイスランド。男性優位の社会を変えていくきっかけになったのが、半世紀前に起きた「女性の休日」でした。9割の女性が参加したとされる、うねりのような運動は時代や国境をこえて今も伝わっています▼私たちも連帯しよう--。きょう8日の国際女性デーをはさんで、日本初の「女性の休日」運動が各地でとりくまれています。世界からも大きく遅れ、女性の地位や権利が軽んじられているこの国の現状に、手を携えて声をあげようと▼「今日は家事も仕事も休みます」。それぞれの思いをプラカードに掲げ、シンボルの赤色を身にまとう。新宿駅前の広場で実施したリレートークでは、多様な団体や組織、個人からの発言が相次ぎ、抱えてきた「もやもや」や「気づき」を訴える女性の姿も▼登壇した社会学者の上野千鶴子さんは「本当は国会前を女性たちで埋め尽くしたかった」と語り「いつかきっとやろうね」と呼びかけました▼アイスランドのあの日、大勢の女性たちを前にした労働運動委員長の演説は現在も生きています。「長きにわたり男性が支配してきた結果、世界はどうなったでしょう。世の中は血に染まり、苦痛にもだえ続けています。女性が男性と平等に率いるようになれば、この世界は必ず変わると信じている」