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2025年8月1日(金)

緊急着陸は同一機体

横田オスプレイ 山添議員ら防衛省聴取

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(写真)防衛省(手前)から聞き取る山添氏(前列右端)ら=31日、衆院第2議員会館

 米軍横田基地(東京都福生市など)配備の空軍特殊作戦機CV22オスプレイが18日に大館能代空港(秋田県)、24日に花巻空港(岩手県)に相次いで緊急着陸した問題で、日本共産党の山添拓参院議員と基地周辺自治体の議員・住民は31日、防衛省に説明を求めました。

 2件の緊急着陸が同一機体かどうかについて防衛省北関東防衛局は当初、周辺自治体からの問い合わせに「米軍の運用のことで答えは差し控える」としていましたが、29日に目視情報によるとして、同じ機体だと認めました。

 参加者は「2度も同じ機体が緊急着陸した。安全だと言われても不信感がある。不安だ」「オスプレイが私の家の上を飛んでいる。いつ落ちるか分からない。なぜ飛ばしませんと言えないのか」「原因の究明と対策ぬきの飛行はありえない」など次々と発言しました。

 防衛省担当者の「飛行中に警告灯が点灯したため予防着陸した」との説明に参加者は、「機体の不具合」と報道されていると指摘しました。

 基地が所在する5市1町と、その周辺の自治体との間に情報提供で格差があることへの批判が相次ぎ、防衛省担当者は問題があると認め「改善を検討する」と答えました。


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