しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年6月26日(木)

第5回中央委員会総会について

6月25日 日本共産党中央委員会書記局

 一、日本共産党第5回中央委員会総会は6月25日、「参議院選挙必勝・全国決起集会」として、党本部と47都道府県の会場をオンラインで結んで開かれ、中央委員171人、准中央委員24人が参加した。

 一、田村智子幹部会委員長が幹部会報告を行った。報告は、東京都議会議員選挙の結果について、現有議席から後退したが、政治の流れの生きたダイナミズムのなかでとらえるなら、総選挙比例票から押し戻す政治的流れをつくりだしたことを示し、前向きの変化を参議院選挙に向けて大きく発展させていこうと呼びかけた。

 報告では、今度の参議院選挙で、「新しい政治プロセス」を前にすすめ、自民党政治を終わらせる展望を切り開く選挙にすることを強調した。

 また、政治論戦の基本として、(1)暮らしの切実な要求に応えるとともに抜本的改革提案を、(2)米国いいなりの大軍拡を止め、9条を生かした平和の外交を、(3)社会主義・共産主義の真の輝きと党名の魅力を語ろう、を提起した。

 報告では、歴史的政治戦に勝利する条件として、客観的条件と主体的活動の到達点から分析し、客観的な条件を生かし、活動の規模とテンポを飛躍させ、やるべきことをやりきるなら勝機をつかむことができることを、現瞬間の情勢判断として強調した。活動の飛躍をかちとるために、すべての支部・グループ、すべての党員が総決起することを強調した。

 一、志位和夫議長が発言を行った。自民党と公明党を参議院でも少数に追い込み、自民党政治を終わらせる展望を開く選挙にしていくために全力をあげることを目標に、自公とともにその補完勢力への厳しい審判を訴えてたたかうこと、排外主義、極右的潮流にたいして断固たたかうことを強調した。そのために、一番の力になるのは、日本共産党の躍進であること、この間の日本共産党と立憲民主党との党首会談での合意を基礎に、市民と野党の共闘の新しい発展のために可能な努力を払うことを述べた。

 一、13人が発言し、幹部会報告の内容を深め、参院選勝利へ奮闘する決意をかためあった。討論に先立って、21日に亡くなった原口敏彦中央委員・長崎県委員長を悼み、全員で黙とうを行った。

 一、田村智子委員長が討論の結語を行った。

 一、総会は、幹部会報告、志位和夫議長の発言、結語を全員一致で採択した。

 一、総会は、総選挙、参院選での躍進を必ず勝ち取ることを誓い合って閉会した。


pageup