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2025年4月30日(水)

法制審部会構成 公正に

再審制度見直しで本村氏

衆院法務委

写真

(写真)質問する本村伸子議員=23日、衆院法務委

 日本共産党の本村伸子議員は23日の衆院法務委員会で、再審制度見直しに関する法制審議会刑事法(再審関係)部会のメンバー構成の公正性について質問しました。

 再審制度は1948年の制定から、一度も改正されたことがありません。再審法の改正を巡っては、今国会への法案提出を目指す超党派の国会議員連盟と、法相の諮問機関である法制審議会とで別々に並行して議論される異例の展開となっています。

 21日の刑事法部会の初会合をうけて本村氏は、部会の委員に、日本弁護士連合会の再審法改正実現本部の鴨志田祐美弁護士や、袴田巌さんの無罪事件で再審開始決定と死刑と拘置の執行停止を静岡地裁裁判長として決定した村山浩昭弁護士が入ったことを評価。一方で、「再審法で何本も論文を書いた専門的知見がある学者、研究者の方々が全て無視され、バランス、公正性を欠いている。専門的知見のある学者、研究者の方々を委員として入れるべきだ」と求めました。


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